岩本正信先輩

ロイヤル(株)のコックを代表する執行役員として活躍された、「岩本正信先輩」よりメッセージをいただきました。

清水さん、やっとスタートしましたね。『心豊かな環境へ導く』
日本経済の成長期(外食産業の発展期)に引っ張られながらもロイヤル株式会社(商品開スタッフとして)で生産性を高め、経済的に上に向かって突き進む。まさに、日本中が発展と豊かさを享受され湧き上がっていましたね。そんな時代、スピードに合わなくても『人とモノへのこだわり』を大切に一歩一歩進みながら、ホスピタリタィー(豊かな人間性)を求めて頑張っていた姿を思い浮かべます。
その後、カフェ・洋菓子・プリン専門店など日本中の名声店で汗し格闘しながら実績を積み重ね頑張りましたね。私も、経済的生産性を追求し、新しいモノを作り出せない人は落伍する時代。どうにか滑り落ちることなく時を超えてきました。やっと今、生活を楽しむ時代へと軸足が動いていることを実感。私は綺麗な味(作物生産者へ感謝・清潔な環境・体へのやさしさ)を求め、力の抜けたゆったりとした料理サークルを開催。あなたのコミュニケーション能力の豊かさを生かせる時です。多くの人のために精進してください。

身体に心に優しい料理アドバイザー
岩本 正信

岩本正信先輩 プロフィール

1948年 福岡県生まれ、(72歳)

    ロイヤル株式会社に入社~42年間勤務。

1964年 調理(コック)として7年間、空港関連レストラン・航空機ケータリングに勤務。

1967年 渡仏。パリのコルドンブルー料理学校にてフランス料理基礎を学ぶ。

1971年 新規事業(ロイヤルホスト)の立ち上げから、100店舗に至るまで調理教育・調理システム開発・商品開発を担当。

    クッキングアカデミー(社内調理教育機関)創設。店舗料理長の教育・評価(試験制度)を作る。

1982年 新規業態開発チームの商品企画・開発を担当。

    セブンプロジェクト(カフェ・バー&グリル・カリフォルニアグリル・チャイナキッチン・カレーショップ

              アジアンレストラン・焼肉)出店。

1988年 商品企画・開発業務の選任業務を担当。

    ロイヤルホストメニュー企画・ロイヤル製造部(セントラルキッチン)改革担当として働きやすい職場環境作り推進。

1998年 渡米。(Culinary Institute of America)上級プロフェッショナル科にて、料理企画・開発を軸に教育体系を学ぶ。

2001年 製造部門担当に専念する。

    自社製品の品質向上・生産性のアップを目的に教育を通して、新たな人材の登用をはかり業務改善を推進。

    自社製品の供給工場から食品製造メーカーへの脱皮を計画。その一環として〝ロイヤルデリ〟立ち上げを推進。

    ※ケンタッキーフライドチキン・スープストック東京・ドトールコーヒー・ステーキのへ商品を売り込みテスト販売実施。

2006年 退社。

フードプランナーとしての活動

  • リゾートホテル(時之栖)御殿場 改善2年計画を受託。
    安定した品質の商品提供を第一にレストラン運営の基礎教育を進め、結果として生産性向上を図る。
    オリジナル商品の委託生産。高速道路(サービスエリアレストラン)進出。ホテル宴会の運営改善。
    作業マニュアル化を進め、個人の業務判断のブレやトラブルを無くし、職場環境の整備を推進。
  • デパート伊勢丹グループのレストラン及び社員食堂への提案
    商品企画・新業態開発・改装計画提案。
    ・年間イベントに合わせた商品企画・本物志向の普及と食文化の向上
    ・韓国伝統料理店を韓国ソウルから招聘し新宿伊勢丹にオープン。
    ※発酵食品を多く取り込み、天然調味料のみを使った味付けの商品構成を確立する。
  • 防衛庁社員食堂のレストラン化を企画提案。
    健康維持と活動力を補う食事から、心安らぐ食文化に触れるレストランへの提案。
  • 福岡工業大学食堂の外部委託に伴う改善提案。
    老朽化した厨房機材のデジタル・電磁化を進め、調理従事者の職場環境改善を推進。
  • 韓国(サムスン電子)食の国際化をテーマにしたフードコートに商品企画と製造指導。
    世界各国の人種が勤務する巨大フードコート(36ブース昼食1万食)へ日本の洋食コーナー新設企画提案。

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