京都、上七軒「グラース・セゾン」井上敦子先生をご訪問させていただきました。

3年振りに焼かれた「シュトレン」おすすめの「夏蜜柑のパウンドケーキ」出来立ての「紅玉のタルトタタン」いい材料と優しい心を持って作られる井上先生のお菓子には、「美味なる魂」が御座いました。井上先生は女性のパティシェ―ルの先駆者。平河風月堂さんより、スイスのリッチモンド製菓学校に留学され、京都の職業訓練学校、池坊短期大学で教鞭を取られ、洋菓子を教えてありました。女性としてただ一人の京都の現代の名工(京都府優秀技能者表彰受賞者)、洋菓子1級技能士、味の匠京のフードマイスター。今後のパティシェ―ル、パティシェにも繋がっていただきたい洋菓子のプロの井上先生で御座います。

夏みかんのパウンドケーキ(ずっしりとした重さ)
紅玉と上質のパター、お砂糖、シナモン、お水は使用せず、リンゴの果汁だけで焼きあげ、土台のパイは手折、このパイの香りとサクサクとした食感が忘れられません。サワークリームといただきました

2019年振りのシュトレン
薄く切って食べようととしても、美味しすぎてクリスマスまでには無くなってしまうシュトレンです

中央:井上敦子先生            、左右京都・亀岡市の「ベルジェノア」のオーナーパティシェ谷村圭一様、ご令室麻未様